BLOG(小ネタ)

アトミックスワップとは?仮想通貨をトラストレスに取引できる仕組み

どうもshoto です。

ユーザー間の仮想通貨取引には基本的に仮想通貨取引所を利用するのが一般的となっていますよね。

しかし、取引所のような第三者を必要とせずに仮想通貨を個人間で取引できる方法がいくつかあります。

1つは自律的に稼働する仮想通貨取引所DEX(Decentralized Exchanges)、もう1つ一般的となっているのがアトミックスワップという方式です。

今回はアトミックスワップについて解説していきたいと思います!

DEXについては分散型仮想通貨取引所【DEX】とは?従来の取引所と徹底比較!をどうぞ!

個人間取引に取引所が必要な理由

アトミックスワップについて解説する前になぜ個人間の取引には仮想通貨取引所が必要なのか主な理由を解説したいと思います。

もし個人間での仮想通貨取引に取引所を利用しない場合、Aが仮想通貨をBへ送金したのにも関わらずBが持ち逃げをしてしまう可能性があります。

そのため、取引の際に第三者(取引所)を介すことで、第三者が信用を担保し、安心して取引を行うことができます。

いわゆるエスクローサービスモデルですね。

トラストレスに個人間取引ができるアトミックスワップ

冒頭にも触れましたがアトミックスワップという方法を活用すれば個人間取引に第三者を必要とせずに仮想通貨取引を行うことができます。

ここでアトミックスワップの取引を簡単に解説してみたいと思います。

アトミックスワップではInitiatorとParticipantという2つの側面を持ちますが、ここではAをInitiator、BをParticipantとします。

1.AとBが取引条件に合意したらAはブロックチェーンAで契約を交わしスワップボックス(マルチシグ)のようなものを作成、Aはそこにトランザクションを送ります。

2.Bはそのトランザクションを確認し、Aと同様にブロックチェーンBで契約を交わし、スワップボックスを作成、Bはそこにトランザクションを送ります。(Bはトランザクション内容は確認できますが、秘密鍵がないと取引通貨を引き出すことができません。

3.AはBが作成したトランザクションを確認し、問題がなければBは秘密鍵を受け取り、取引通貨を回収します。

4.Aは秘密鍵を保有していますが、HTLC(Hasel Timelock Contracts)という技術により、一定時間資金を回収することができないようになっています。

上記によりマルチシグやHTLCを活用することで不正や詐欺が不可能なことが分かります

そしてこのアトミックスワップのシステムを利用することで第三者を介すことなく個人間で仮想通貨取引を行うことができます。

アトミックスワップの注意点

アトミックスワップは一部の仮想通貨取引所とは異なり、ブロックチェーン上でトランザクションを発行する必要があるためいくつか注意点があります。

アトミックスワップの注意点

  • オンチェーン上で処理する要素があるため、ブロック生成時間など影響を受ける可能性がある。(取引時間が掛かる)
  • 取引所ではないが手数料が掛かる。(オンチェーン処理があるため)
  • アトミックスワップにて取引できる通貨が限られる。(同一ハッシュ関数であること、デジタル署名が可能、CLTVなどタイムロックが使用可能)

ということでアトミックスワップについて解説しました。

DEXやアトミックスワップなど、個人が仮想通貨を取引できる方法を複数選択できるのはいいことですね!

また、マルチシグやCLTVなどを利用することで仮想通貨取引だけでなくエスクローサービスを第三者からシステムに置換できることが分かります。

今後ますますこのようなシステム駆動型サービスが増えていきそうです!


記事にBitcoinを投げ銭する!
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。