こんばんわshoto です。
次世代デジタル銀行と評され、暗号資産取引所開発中の「バンクエラ-BANKERA」。
バンクエラといえば、バンクエラと暗号資産トータルサービス「スペクトロコイン」の取引純利益20%をBNKホルダーに配当するスマートコントラクトを実装していますよね!
そこで気になるのが、バンクエラの取引純利益や配当総額などの業績…
この記事では2018年第2四半期(4月-6月)のバンクエラの取引純利益や配当額、スペクトロコインの会員増加傾向やバンクエラの開発進捗状況をお届けしたいと思います。
バンクエラ・スペクトロコインについては下の記事でわかりやすく解説しています。


※データのソースはバンクエラ公式メディアになり、固定費や変動費は分からないため具体的な業績判断は出来ないので参考までにお願いします。
また、多少のBNK総数の増加、ユーロ/円の為替レートの関係で、数字に多少の差異が生じますのでご了承ください!
日本円換算には【1ユーロあたり129.31 円】で計算しています。
- バンクエラ第2四半期(4月-6月)の取引純利益総額は約1億3600万円
- スペクトロコインの会員増加人数は3ヶ月間で約4万5000人
- BNKホルダーへの配当総額は約2700万円
- 週平均配当額は1BNKあたりの0.0002078円
バンクエラ第2四半期の業績
ここではバンクエラ第2四半期(4月-6月)の取引純利益とスペクトロコインの会員増加指数、そして配当総額などを見ていきましょう!
取引純利益とスペクトロコイン会員増加数
第2四半期 週別データ一覧表

第2四半期 月別データ一覧表

第2四半期の取引純利益総額は約1億3600万円!
スペクトロコインの会員増加人数は約4万5000人となり、合計会員数は約88万人となりました。
最も取引純利益が多かったのは5月中旬の約1500万円の時ですね。
この頃は、ERC20のバッチオーバーフローバグが別の暗号資産で見つかり、BNKをERC223標準に適応させた時期でした。
それに加え、Solidifiedのスマートコントラクト監査を無事終了したアナウンスがされたときですね。

会員人数は1週間あたり3500〜4000人の間で増加しており、増加率についてはほぼヨコヨコでした。

バンクエラ第2四半期の配当額
バンクエラの配当ですが、第2四半期の配当総額は約2700万円!
BNK総数は現在10,924,176,189BNKとなっており、毎週の配当額は3ヶ月間通して平均1BNKあたり0.0002078円の配当となっています。

対第1四半期でみると落ち込み傾向…でも!?
ここで第1四半と第2四半期を比較してみましょう。
第1四半期 月別データ一覧表

第2四半期 月別データ一覧表

第1四半期では取引純利益が約3億7000万円、スペクトロコイン会員増加人数は約23万人でした。
第1四半期はICO期間中で配当対象のBNK総数が変動するため、配当に関して計算はしていませんが、第1四半期と比較して第2四半期では取引純利益、スペクトロコイン会員増加数共に減少していることが分かります。
ただ、第1四半期はICO中であり、バンクエラのICOはスペクトロコインへ登録しBNKを購入するプロセスだったため、会員数と取引増加により手数料利益が大幅に上昇したと思います。
その点を踏まえると、第2四半期の数字が標準的な取引純利益とスペクトロコインの会員増加数だと思います。
バンクエラの開発は順調!?

バンクエラはロードマップより開発が遅れてはいるものの、開発は順調だと感じています。
開発が遅れているのは慎重にプロジェクトを進めているからだと思います。
現にERC20のバッチオーバーフローバグへの対応や欧州刑事警察機構のサイバー犯罪に関するカンファレンスにて意見したりしています。
This week our CEO Vytautas Karalevicius attended the 5th Virtual Currencies Conference at Europol and presented the core issues we are facing and actions we take in respect of cybercrime. #cryptocurrency #AML pic.twitter.com/dxugefbalH
— SpectroCoin (@spectrocoin) 2018年6月22日
第2四半期の開発進捗情報
- ERC223にBNKを対応(ソースコード完成)
- スマートコントラクト監査機関Solidifiedの監査終了
- BNKにイーサリアムスマートコントラクト実装
- 暗号資産取引所Hitbtcへスマートコントラクト統合
- 暗号資産取引所Hitbtcへ上場
- EU電子マネー機関であるPerveskと提携(実質欧州全域で電子マネーサービス展開が可能に)
バンクエラ取引所の開設に期待
以上がバンクエラの第2四半期のまとめでした。
まとめてみるとバンクエラすごい仕事してるなぁと感じますね。
取引純利益の増加にはやはり暗号資産取引所の開設と銀行業開始がやはり鍵になると思います。
第3四半期では暗号資産取引所の開設に期待ですね!