こんにちはショート@shoto_null です。
先日、僕もPre-ICOに参加して気になっているバンクエラから近況報告がブログで公開されました。
発表された内容はERC20からERC223へのアタッチメントや実装スマートコントラクトバグ監査、これから先の開発についてです。
この記事ではバンクエラの発表をもとに最新ニュースをお届けしていきたいと思います。
1.現在注力している開発内容
現在、バンクエラはスマートコントラクトのソースコード完成に向けた開発・実装・検証に注力しています。
今もっともバンクエラが時間を割いているのはイーサリアムのERC20という規格からERC223という新しい規格へのアタッチメントですね。
ERC20とは何かというと、イーサリアムはスマートコントラクトを備えたブロックチェーンベースのDApps(分散型アプリケーション)プラットフォームになりますが、ブロックチェーン上に複数のトークンをサポートすることができるんです。
このイーサリアムブロックチェーン上に複数あるトークンの大部分はERC(Ethereum Request for Comment)というプロトコル(通信規約)に従います。
このERCで最も一般的なものとしてERC20があります。
しかし、このERC20の改良版としてERC20より優れたERC223という規格がリリースされ、バンクエラはこのERC223での開発・実装を進め、現在ソースコード自体は完成しています。
いやぁ、いいスピード感ですね!
2.ERC20とERC223適用について

ERC20とERC223には互換性がありERC20で動作する機能に関してはERC223でも動作させることが可能となります。
しかし、ERC20にはいくつか欠点があり、それを解決したものがERC223というわけです。
欠点があったというよりも、バンクエラの独自トークンであるBNKのスマートコントラクトにはバージョンアップが必要であったという方が正しいかもしれませんね。
例えばバンクエラではバンクエラとスペクトロコインの売上20%をBNKトークン保有者へ毎週配当として支払われます。
スマートコントラクトにてコミッションを一時的にプールしBNKトークン保有者へ自動的に配当しますが、ERC20では間違ったアドレスへ送金すると資金が戻ってきませんでしたが、
ERC223では間違ったトランザクションを拒否することができるため資金が無くなることがありません。
ERC223をアタッチメントすることでERC20にあるサポートに加えて、ユーザーにとって有益な機能を多くサポートできるようになっています。
3.スマートコントラクトのバグ検証監査と結果
バンクエラではソースコード完成後に外部の専門家や監査機関にバグ検証を依頼し無事に問題なく終了しています。
その後、社内でのバグ検証を終え、githubでのソースコード公開バグ検証段階に移っています。
githubではバンクエラのソースコードを誰でも閲覧・テストすることが可能で、バグを見つけたユーザーはバンクエラに報告し金銭的な報酬を受け取ることができます!
世界中のプログラマがバンクエラのソースコードをブラッシュアップし、完成度を上げる段階までプロジェクトが進行しているということです。
僕も少しのぞいてます!

4.今後の予定
バンクエラはソースコードのブラッシュアップ、バグ検証が終了したのち、HitBtc、バンクエラ独自取引所、スペクトロコイン取引所へBNKトークン上場に向け動き出します。
おそらく僕の予想ではHitbtc上場は6月中になるのではないかと思っています!
そのほかにもスペクトロコインでのBNKトークン引き出し機能とデポジット機能を有効化やNEMモザイク有効化を予定しているとのことです。
セキュリティや品質に全力を注いでいるバンクエラはかなり印象が良いですね!
おそらく上場後は一時的に売り圧力が高く、価格が下がる可能性を懸念されていますが、ロードマップや組織をみていると長期的にバンクエラを応援していこうと思っています。
バンクエラについて以下の記事で詳しく解説しています。

