ICONとは韓国発のブロックチェーンプラットフォームであり、中央管理者を必要とせずに異なるブロックチェーン間の資産移動を実現するために開発されたブロックチェーンです。
ICONブロックチェーン間で運用される仮想通貨をICXといい、仮想通貨ICXはICONブロックチェーン上で開発されるDApps(分散型アプリケーション)やICXを活用したポイント獲得システムに使用されます。
こちらの記事では、ICONブロックチェーンや仮想通貨ICXの特徴や取引所などを解説します。
仮想通貨ICX【ICON/アイコン】とは?特徴や取引所などを解説
通貨名称 | ICON/ICX |
---|---|
発行体 | ICON |
発行枚数 | 400,230,000 ICX |
ブロックチェーン | ICONブロックチェーン |
公式サイト | 公式サイト |
ホワイトペーパー | ホワイトペーパー |
ICON(ICX)最大の特徴は異なるブロックチェーンを接続する点
ICON(ICX)ブロックチェーンの特徴は、組織体である企業間で共有されるデータの整合性と透明性を保証し、中央管理者(組織)なしに異なるブロックチェーンの資産を相互に取引できるブロックチェーンである点です。
例えば従来のイーサリアムやビットコインなどのブロックチェーンは独立したネットワークを形成し動作しており、相互にデータやデジタル資産の取引をおこなうことができません。
そのため、ユーザーの利便性を向上させるには異なるブロックチェーンでデータの取引できることが1つ理想の形としてありましたが、異なるブロックチェーン間でのデータやデジタル資産を移動する際の偽造や改ざんを防ぐ安全な標準プロトコルが存在しませんでした。
ICONブロックチェーンはこれらの課題を解決するブロックチェーンとなっており、様々な企業ネットワークを統合し、強力に相互接続されたブロックチェーンネットワークを構築することを目的としています。
またICONブロックチェーンでは中央管理者(組織)なしにブロックチェーンを運用しているため、データの取引や管理にコストが掛からず、ユーザーは今までにない低コストで様々なサービスを利用できるようになります。
ICON(ICX)ブロックチェーンの機能【開発者向け】

ICON(ICX)ブロックチェーンでは独自の仮想通貨を発行したり、DApps(分散型アプリケーション)を開発することができます。
こちらではICONブロックチェーンの一部機能を下に紹介します。
- 仮想通貨・トークン経済設計とポイント獲得制度
- ICONの仮想通貨発行規格IRC2標準を使用した仮想通貨・トークンの発行
- DApps内で仮想通貨・トークンを管理する
- DID(分散識別)
- 1回のKYC(個人認証)検証で複数のサービスにアクセス
- 個人識別情報をサービスプロバイダーの集中型データベースではなく、各所有者のデバイスに保存する
- データやデジタル資産の共有
- 信頼を気にすることなく、パーティー間でデータを共有および管理する
- IRC2規格の仮想通貨・トークンでの支払い
仮想通貨ICXのチャートチェックや取引に便利な取引所Binance

仮想通貨ICXは現在国内の仮想通貨取引所では取り扱っていません。
そのため仮想通貨ICXの購入や取引には海外の仮想通貨取引所を活用します。
仮想通貨ICXの購入や取引にオススメなのは世界最大級の取引所BINANCE(バイナンス)です。
Binanceは豊富な仮想通貨・トークンの購入や取引が可能となっており、取引ペアも多い取引所となっています。
世界最大級の取引所BinanceについてはBINANCE(バイナンス)のメリットや口座開設を初心者向け解説をご覧ください。