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ネム【NEM/XEM】の特徴を徹底解説-実用性バツグンブロックチェーン

どうもShoto です。

暗号通貨の発行やブロックチェーンを活用したアプリを開発する上で欠かせないのがブロックチェーンプラットフォーム。

近年、イーサリアムをはじめとするブロックチェーンプラットフォームが多く開発され、サービスリリースされています。

中でも、低コストかつ開発が容易で高セキュリティなブロックチェーンプラットフォームとして評価されているのがNEMです。

この記事ではNEMの概要から特徴までを解説していきたいと思います。

この記事の要点
  • NEMはスマートコントラクトを実装できるブロックチェーンプラットフォーム。
  • NEMのコンセンサスアルゴリズムはPOI【Proof of Importance】。
  • NEMのPOIで得られる報酬や行為をハーベスティングといい、10.000XEMから参加可能。
  • NEMはブロックチェーン上で固有のサービス名を取得し、トークンを発行できる。それをNamespeaceとmosicsという。
  • NEMのブロックチェーンサービスを【mijin】といい、mijinをアップデートするプロジェクトがカタパルト。
  • NEMの将来性はアジアでの普及と企業内、企業間向けブロッックチェーンソリューションにある。

NEMの概要

発行日 2014年01月19日
NEM名称 XEM
XEM供給量 約9,000,000,000XEM
合意形成アルゴリズム POI(Proof-of-important)
ブロックチェーン 独自ブロックチェーン,mijin,カタパルト
公式サイト 公式サイト
ホワイトペーパー ホワイトペーパー
NEM/XEMの現在価格

NEM【New Economy Movement】の概要


NEMとは【New Economy Movement(新経済運動)】の略称で、ブロックチェーンサービスを企業や開発者に提供するプラットフォームです。

そしてNEMのブロックチェーン上で使用される暗号通貨がXEM(ゼム)となります。

このXEMは決算として使用されるほか、ブロックチェーン上の取引手数料としても使用されます。

そしてNEMは暗号通貨で問題視される、エネルギー消費問題を解決した仕組みでもあります。

暗号通貨で代表的なビットコインは、そのシステム(ブロックチェーン/P2Pネットワーク)維持に膨大な電力を消費します。

それはマイニングと呼ばれる取引の承認/確認方式に問題がありましたが、NEMでは新たなマイニング方式POI【Proof of Importance】によって解決されます。

またNEMは、イーサリアムで実装される、スマートコントラクト(自動で契約を執行するシステム)の利用も可能となっています。

つまりNEMは、企業や開発者などがブロックチェーンサービスを作成するプラットフォームであり、エネルギー課題を解決したエコシステムになります。

ここからはNEMの主な特徴を解説していきたいと思います。

コンセンサスアルゴリズムPOI【Proof of Importance】について

POIは取引の承認/確認をするコンセンサスアルゴリズムになります。

一般的なアルゴリズムとしてビットコインのPOW【Proof of Work】やイーサリアムが移行予定のPOS【Proof of stake】があります。

しかし、POWやPOSにはいくつか問題があり、それを解決する可能性があるのがNEMのPOIです。

具体的には、POWはコンピュータのマシンパワーがものをいうマイニング方式なため、多くのエネルギーを消費します。

そのほかにも、高性能なコンピュータを多数導入することができる企業や多くの資金を持った者が、アドバンテージを取ることができるため、結果として取引承認作業に不均衡が生じます。

この不均衡により資金力のある者が、ネットワーク全体のマイニングシェアを51%以上獲得した場合、不正取引や正当な取引無効化、さらにはマイニングの独占が可能となる場合があります。

一方NEMのPOSでは暗号通貨の保有量と保有期間に応じて取引の承認/確認権利をもらえます。

一見、このPOSについても資本力の高い者が多くの通貨を保有することで、シェアを独占する可能性があるのではないかと思いますがNEMのPOIでは、XEMの保有量や保有期間、さらには取引量や取引相手などが信用スコアに反映され、マイニング承認/確認権利を与えます。

これによりXEMを保有するだけではなく実際に取引を行い、ネットワークに貢献した者がマイニング権利を得るので、POWなどに比べより健全なシステム設計と支持を集めています。

NEMのハーベスティング(収穫)について


XEMハーベスティング

NEMでは、取引承認作業を行い、ネットワークに貢献した者に対し報酬として暗号通貨XEMが支払われます。

このビットコインでいうマイニング報酬をNEMではハーベスティングと言います。

ハーベスティング参加には最低でも10,000XEMをウォレットに残高として保有必要があります。

ここで注意が必要なのが残高XEMがハーベスティング参加に有効になるまで時間が掛かるということです。

前述した通り、POIには通貨保有量と保有期間が信用スコアに反映されます。

ハーベスト権利行使については口座残高の10%が24時間毎に承認されていく形となります。

100,000XEMあれば、24時間でハーベスティングに参加できる計算になりますね。

20,000XEMの場合
NEMハーベスティング

 

Namespeace(ネームスペース)とmosics(モザイク)について


NEMモザイク

NEMにはNamespaceとMosaicという機能を持ち合わせています。

これらはイメージするにはインターネットにおけるドメインとファイル(トークン)をイメージすると分かりやすいです。

  1. Namespeace = ドメイン
  2. Mosaic = ファイル(トークン)

NEMのブロックチェーンプラットフォーム上にドメインを作成し、モザイク(トークン)を発行し、機能を持たせることができます。

機能とは、例えばCoinHackというモザイクを発行し、そこから取引されるごとに、取引量の1%を手数料にするなどです。

NEMのアップデートプロジェクトカタパルト(Catapult)について




NEMは日本国内の仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロ社とNEMのデベロッパーにてブロックチェーンサービス「mijin」を共同開発しています。

NEMのアップデートプロジェクトカタパルトとは、「mijin」を大幅にアップデートするプロジェクトです。

ここでは「カタパルト」の重要な機能を簡単にご紹介します。



On-Chain Asset Modeling

On-Chain Asset Modeling(オンチェーンアセットモデリング)とは、ブロックチェーン上にあらゆる資産を無限に生成し管理することができます。

これには高度なコーディングが必要なく、エンジニアでなくとも管理、設計が可能となっています。

Smart signing Contract

Smart signing Contract(スマートサイニングコントラクト)とは、資産とマルチシグを組み合わせることでスマートコントラクトをコントロールすることができます。

マルチシグとは取引や資産アクセスに対して複数の秘密鍵を必要とする技術であり、これによって強固なセキュリティを実現できます。

Aggregate Transactions

Aggregate Transactions(アグリゲートトランザクション)とは、取引(トランザクション)を1つのグループにし、複数のマルチシグを利用し同時決済を実行します。

こちらも強固なセキュリティを確保できるほか、トランザクションをグループ化することで匿名性が増します。

日本の企業も続々と活用するNEM

ということでNEMの概要から特徴までを解説してきました!

最近では政治情報共有プラットフォームPoliPoliやみんなの電力など、NEMブロックチェーンを活用する日本企業も増えてきてますね。

今後もNEMの需要は拡大していくのは間違いなさそうです!


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