Web3.0とは?ブロックチェーンでブラウザやSNSはこう変わる

インターネットは誕生してから様々な技術革新によってアップデートされてきました。

そしてブロックチェーン技術が登場したことにより、高速インターネットやSNS時代の『Web2.0』から、より優れたインターネットとして『Web3.0』という概念が生まれました。

こちらの記事ではWeb3.0についてWeb2.0との違いや産業の変化をわかりやすく紹介したいと思います。

Web3.0やWeb2.0の定義は様々ですが、この記事はMatteo Gianpietro Zago氏のWhy the Web 3.0 Matters and you should know about itという記事と自己リサーチ結果をもとに書いています。

Web3.0とは?ブロックチェーンでブラウザやSNSはどうなる?

Web3.0とは?【Web2.0と3.0の定義】

Web3.0では様々な業界に変化をもたらすとされていますが、Web3.0を理解するには前進であるWeb2.0を理解する必要があります。

そのため、まずはWeb2.0について触れておきたいと思います。

Web2.0は高速インターネットとSNSの時代

インターネットが誕生したころ、現在のようにLINEやTwitterなどで世界中どこでも連絡が取れるツールは存在せず、音楽を1曲ダウンロードするにも1日を有したほどです。

しかし、より高速なインターネットインフラが整備され、コンテンツ(記事や動画)を配信したり、インタラクティブ(双方向)にコンテンツをシェアしたりすることができるようになりました。

そして、高速インターネットにより多くの情報を世界中の人々が共有できるようになったことでYoutubeやFacebookなどのSNSの時代が到来しました。

こうして情報を共有できるプラットフォームが増えたことで同じ思想や考えを持つ人同士がインターネット上でコミュニティを形成するようになりました。

これが『Web2.0』の時代です。

Web2.0の問題点とは

Web2.0は多くの社会現象を巻き起こしましたが、Web2.0の到来によって社会問題となる出来事が増えたのもまた事実です。

大きな社会問題として取り上げられるのが『個人情報の取り扱い』、すなわちプライバシーの問題です。

なぜYoutubeやFacebookが無料で利用できるのか疑問を抱いたことはありませんか?

国際連盟によれば2000年から2015年にかけ、インターネットを利用するユーザーの数は7億3800万人から32億人に増加したとされており、膨大なデータが個人情報含めてインターネット上でやり取りされ、独立した会社のサーバーに蓄積されるようになりました。

そして蓄積した個人情報や行動データなどがビジネスに活用されるようになり、個人情報の漏洩や政治的利用などの問題を誘発してしまっています。

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このようにWeb2.0の到来によって、便利なサービスと引き換えにプライバシーを知らずのうちに犠牲にしてしまう問題が生じています。

ブロックチェーンやP2Pを活用したWeb3.0の到来

ブロックチェーン活用事例

こうした問題を背景に現在は新たなインターネットの概念としてWeb3.0が到来しています。

Web3.0では、P2Pやブロックチェーンなどといったテクノロジーを活用することで特定のサーバー(中央集権)に依存せずに分散的に個人情報などを管理することができます。

この非中央集権の可能性を感じさせたのがビットコインでした。

ビットコインはブロックチェーンを活用することにより、中央管理者を必要としない通貨です。

このビットコインの根幹技術であるブロックチェーンは様々な分野に応用可能であり、個人情報などのデータを個人に帰属させながらサービスを利用することが可能となります。

この分散型インターネットがWeb3.0です。

具体的にWeb3.0によってどのようにインターネットが変わるのか紹介したいと思います。

ブロックチェーンについてはブロックチェーンとは【図解でわかりやすく解説】という記事で詳しく解説しています。

Web3.0の特徴【DApps/分散型アプリケーション】

DApps開発プラットフォーム『イーサリアム』

非中央集権型ネットワーク【プライバシー保護】

Web2.0時代の代表的なサービスFacebookやUber、Youtubeなどは独立したサーバーを構築、データを蓄積していく中で競争優位性を高めています。

それを悪いことだとは思いませんが、プライバシー情報が気になる方が多いのも事実です。

ブロックチェーンを活用したネットワークであるEthereumはデータを分散的に管理し、それらのデータは暗号化によって保護されています。

これによって構造的に信頼を必要としない『トラストレス』なプラットフォームを提供しています。

データの所有権を個人に帰属する

Web3.0ではサービスを利用するユーザーが自ら自身の情報を管理することができます。

情報は個人の裁量で共有することが可能となり、データは暗号化によって守られます。

不正アクセスや情報漏洩が減少する

Web3.0では、ハッカー(クラッカー)などによる不正アクセスなどが分散型ネットワークになることにより減少します。

英国のJuniper Researchは2019年にはデータ侵害コストが2兆1000ドルにも上ると発表しているほど不正アクセスは深刻な問題となっています。

データ侵害の概算額

最近ではサイバーテロなども世界各国が懸念を強めている状態です。

Web3.0ではこのような不正アクセスなどの脅威を是正する可能性を秘めています。

アプリを利用できるデバイスが多用になる

現在、スマホアプリを利用する際にはAndroidやiOSなどのOSに依存しています。

そのためユーザーはそれらのOSを搭載したデバイスでのアプリ利用を強いられ、開発者もその規約に沿った開発をせざる終えない状況です。

Web3.0では、OSに依存しないアプリケーションをブラウザ(インターネット)から自由にダウンロード可能になるため、デバイスに依存する必要がなくなります。

例えば、スマホはもちろんテレビや電子レンジ、洗濯機などからアプリケーションを起動することも可能になります。

シームレスなサービス利用が可能

現在では国や収入、人種や性別などによって利用できるサービスを制限される場合があります。

ブロックチェーンを活用した分散型アプリケーション(DApps)では、それらの条件によってサービス利用が制限されることはありません。

本当の意味でのグローバルかつシームレスなサービスを体験することができます。

障害によって停止しないサービス

従来は中央集権的なサーバーによって様々なサービスが運用されています。

しかし、サーバー型方式では悪質な攻撃を受けたり、ハプニングによってダウンし、サービスが停止してしまう可能性があります。

Web3.0ではP2P方式を活用し、サーバー概念を飛び越え、分散的なサービス運用が可能となるため、悪質な攻撃やハプニングによってサービスが停止する可能性は低くなります。

Web3.0のDAppsとは【ブラウザやSNSは進化する】

Google ブラウザ

実際にはWeb3.0が世の中に浸透するには、まだまだ新技術や時間を用するのが現状です。

しかし、実際に多くのサービスが開発され、リリースされ始めています。

Web2.0時代のブラウザやSNSからWeb3.0時代のブラウザやSNSに変化する兆しを見せています。

どちらが良いとは現状判断することはできないですが、最後にWeb2.0時代のアプリに代替するDApps(分散型アプリケーション)を紹介します。

Web2.0からWeb3.0
[box02 title=”Web2.0→Web3.0″]
  • ファイルストレージであるGoogleDriveやDropboxの代わりに、Storj、Siacoin、Filecoin、IPFSなどのDAppsでファイルを保存、共有することができます
  • WhatsAppとWechatなどのSNSの代わりにSNSのDAppsであるStatus(ステータス)があります。
  • iOSやAndroidなどのOSの代わりに、Essentia.oneやEOSなどがWeb3.0へのゲートウェイを担います。
  • ブラウザGoogle Chromeの代わりに、Braveがブラウザとして機能します
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ブロックチェーンを活用したWeb3.0時代のアプリ(DApps)についてはDAppsとは?開発プラットフォームや人気ゲームを簡単に解説という記事でわかりやすく解説しています。

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